名印の極意
印とは、文字の比例均衡「美」の象徴であります。
上の印影は、真の美しさの一端を知って頂くために掲げたものであります。
小篆を千変万化自由闊達に駆使したもので印章美学の根幹を示し、徳を招ぶ実用印章に相応しいものであります。
美しい印影は徳と幸運を招びます。
良印を丁寧に押捺する時、心が落ち着き静寂な感さえするものです。印章は首と掛け替えとも言われその人柄を察することもできます。
無作法な印の取り扱いや押捺は、印影の美観を損ない、相手にも失礼です。印の霊動は肯定します。しかしそれには自ずと限界があり、愁眉の急を救うものではありません。
印は正しく美しく捺印する事により印徳を得られるものであります。