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印章の種類

実印

実印は一身一家の財を預かる運命の印であり、自己及び家族を守る宝器でもあります。一家を構え、資産を持ちながら、実印を持たない人はいないでしょう。

印鑑届けを提出した印章で、印鑑証明を必要とする文書のみに使用します。

銀行印

実印に準ずる印章で、金銭的重要物件で実印を必要としないときに用います。

銀行の小切手・預貯金の出入りを司る印章でありますから、その善悪は財運の盛衰に関係するところが多いです。実印と混用せずに区分しなければなりません。

銀行への用向きは、代理人が行く場合があり、そのような場合に実印を使用するのは紛失・悪用の恐れもあり、銀行専用印を用いるのが万全の良策であります。

預金通帳とは必ず別に保管する事が肝要です。銀行印こそ護財の宝器であり、財運の基礎の印であります。

認印

認印は裏印とも称し、名称の起こりは「認めた」「承認した」という意味の捺印であります。

認めたという字は、言に忍の字を組み合わせた文字で、言葉を出さぬが承知したという字であります。

法律の上では実印・認印の差は設けてはいませんが効力は全く同じです。しかし、実質上同等であっても軽・重の二種を常に用意して、用途に応じて使い分ける慎重さを持つ心構えは必要です。

会社設立の印

毎日多くの会社が設立されている会社組織においては色々な印章が必要となります。

印章は会社の顔となるもので、慎重に求めるべきであります。

会社印の重要印章とは、社長印(代表取締役印)・銀行印・社印・割印の四種です。

注文に当たっては必ず責任ある役員が自ら当たるべきであって、事務用品を購入するような軽率であってはなりません。一捺で社運を決する秘鍵でありますから、こうした気構えをもって当たるべきであります。

神社・仏閣の印

神社・仏閣の印は信仰の対象でありますから、崇高で心洗い清められる芸術香気の高い聖なる印影でありたいものです。

四国八十八ヶ所霊場・西国三十三ヶ所霊場など、巡礼は信仰する人々の心が凝縮されています。参拝記念の印を蒐集する人も多く、寺院では「御判料」を奉納する事により多くの印を戴けます。

是非その気持ちに応えていただける印でありたいものです。