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印章の歴史

 

官印は官職の階級を表し、権威の象徴である。故に格調高い印文字を用いる

 

印は、中国三千年の歴史を有し、その風土の中で育まれて高貴な文化の一つとして連綿と受け継がれてきました。

日本も中国に似た風土の中で育まれ高貴な文化の一つとして受け継がれたのであります。

中国においても当初は官のみ印章を用いて、私的には許されてはいませんでした。

日本においても、大化の改新からは印を鋳することは朝廷の大権の一つに数えられ、各官府に与えられる印章を官印と称しました。

「公式令」によれば

内印  天皇御璽三寸。

外印  大政官印二寸五分。

諸司印 二寸二分。

諸国印 二寸。

と官印の制度が定められ、文字は篆書で、いずれもわが国独特の風格があって親しまれてきています。

このように印の歴史は官印で始まり、官位を現す象徴であったので、格調を重んじた篆書で作られていました。

明治六年十月一日「大政官布告印鑑登録制度」により信を印章によって示すことに確立されました。