HOME > 印章の美学 親譲りの印章

新しい印は先霊に捧げる

印章の開眼は、難しい方式は必要ありません。

先ず身を清め心をただし、新しい印章を神棚または仏壇に供え、灯明をかかげ、襟を正して、祖先の霊に、この印章を使用するにあたり自己の精神に恥じない正義公道を守り、家業盛運に励むことを誓います。式典の盛大・質素は関係ありません。必要な事は心であります。

親譲りの印章は

親の印章を改刻して自分の印章にする人がいます。これは下剋上となり絶対やめるべきで、印章はその人の信念を示す分身であります。個人を尊崇して、白紙に包んで保存して下さい。

次項、印章の処理を参照下さい。

印章の処理

自己の使用している印章が例え悪印であっても、これを破棄するのは心のない仕方で、昨日まで自己の信を託したものでありますから、洗い清め丁重に保存して下さい。

死後、相続人または寺院にて印面を抜生します。故人の印章はご生前の分身です。慰霊の気持ちをもって寺院の墓地または印章塚に納めて頂くのが良いでしょう。